ペット用に育てたトイプードルの尻尾をはさみで切ったなどとして、動物愛護法違反の疑いで書類送検された高知市のブリーダーら2人について、検察は嫌疑不十分で不起訴にしました。
不起訴となったのは、高知市春野町でペット用としてトイプードルを飼育していたブリーダーと従業員合わせて2人です。
2人は去年6月、ペットとして販売するためトイプードルの尻尾をはさみで切るなど、不必要な苦痛を与えて傷つけたとして、動物愛護法違反の疑いでことし2月、警察に書類送検されていました。
この2人について、高知地方検察庁は捜査の結果、今月19日付けで嫌疑不十分で不起訴にしました。
はさみで切った行為について、検察は「虐待にあたるかどうかに疑義があると判断した」としています。
一方、家宅捜索を受け押収されたトイプードルの子犬が死んだのは、不適切な管理状況などが原因だったとして、保健所と警察を動物愛護法違反の疑いで告発していましたが、検察は嫌疑なしの不起訴としました。
(NHK 高知NEWSWEBから引用)
この記事を見た愛愛送社スタッフの意見
伝統として狩猟犬の尻尾を切ってきた背景があるため、一概には悪いことであるとはいえないと思いました。ですが、販売を目的として尻尾を切ることには、個人の意見としては、あまり賛成できるものではないと思います。尻尾の存在とは、飼い主とペットちゃんとのコミュニケーションの上で大切なものであると私は思っています。その子の感情が多少でも伝わってくる様に感じます。弊社で火葬されたご家族様でも、やはり尻尾のお骨はしっかりと拾ってあげたいとおっしゃられる方が多く、その子のチャームポイントになるのかなと思います。 (滋賀・三重担当)